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ホームその他IMZ M-72M (750cc) 1956年
商品詳細

IMZ M-72M (750cc) 1956年

[在庫なし]
ソ連の軍用バイクです。1942年から1960年まで製造されました。実は、元々BMWとのライセンス契約で、BMW R71をソ連が陸軍向けに生産したバイクです。
 当初、M72はモスクワ、レニングラード、そしてウクライナ(当時はソ連でした)のハルキウの3都市で、生産がスタートしました。しかし、ドイツ軍の侵攻の前に、モスクワ工場はイルビットへと移され、IMZと呼ばれるようになりました。(これは、イルビット・モーターサイクル・工場の略称です。ソ連の民主化以降は、「ウラルモト」社となりました。) またウクライナでは戦後1946年にキエフに移り、KMZ(キエフ・モーターサイクル・工場)となりました。その後、第二次世界大戦後も生産は続けられましたが、BMWは、R71の生産を終了していたこともあり、また、戦争の責任もあって、IMZやKMZがM72を生産し続けることを認めていました。
 正式には、1942年から1955年まで(KMZでは1956まで)はM-72、1955年から1960年まではM-72Mというモデル名です。よくロシアでは「ウラル」、ウクライナでは「ドネプル」という名前で通っていますが、正確には当時は、IMZもしくはKMZのM72です。
 本M72ですが、当然BMWと同様の水平対向エンジンです。そして、軍隊で採用されたことの大きな理由の一つが、整備しやすいサイドバルブエンジンであったことです。フロントサスはテレスコピックにリアはプランジャーサスです。そしてシャフトドライブです。コンディションは非常に素晴らしく、日常の足としても十分使えます。(そんな人に会ってみたいです・・・)。また、サイドカーを切り離してバイクとして使用することもできます。(取り外す作業は少し骨が折れますが)。ソ連製の車両ですが、メカニズムはBMWを引き継いでいる為、非常にしっかりと作られています。
 本バイクですが、2017年にロシアから日本に輸入しました。おそらく日本でソ連軍のIMZが見られるのはここだけでしょう。登録/車検整備は別途(125000円税込)承ります。納車費用は関東の場合無料です(参考までに、青森で6万円程度です)。ご希望に応じて別途エンジンOH、板金塗装、メッキ加工等々承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

IMZ M-72M (750cc) 1956年

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