商品詳細

トライアンフ T100 タイガー (500cc) 1946年

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Triumph Tiger T100(タイガー)は1939年にイギリスのコヴェントリー工場で製造開始された、4ストロークパラレルツインOHVエンジンモデルです。当時、Triumph TigerシリーズにはT70(250cc)、T80(350cc)、T90(500cc)がありましたが、これらはいずれも4ストローク単気筒エンジンモデルでした。それに対しT100は「Tiger」の名を冠してはいましたが、むしろその前年1938年に発表された500ccのパラレルツインモデル 5T スピードツインの兄弟モデル(スポーツモデル)とも言えるバイクでした。また、時速100マイル(160km)出ることからその名前「(T) 100」が付けられましたが、これは戦前のバイクとしては非常に高性能でした。
 チーフデザイナー、エドワード・ターナーによって生み出されたこれらのタイガーシリーズおよび、スピードツインはトライアンフ社のみならずオートバイの世界そのものを大きく発展させました。しかし第2次世界大戦中、1940年にドイツ軍の空爆によってコヴェントリー工場が壊滅し、生産ラインはもとよりそのデザインやテクニカルな記録、ノウハウのすべてが消滅しました。そして戦後、タイガーシリーズはT100のみが1946年にメリデン工場で復活し、テレスコピックフォークを備えた新たな姿を現しました。1954年にはスイングアームが導入され、その後も一体型エンジンの導入など数々のアップグレードを経て、後発モデルT110タイガー(650cc)の生産停止後も1973年まで続くという、とても息の長いモデルとなりました。ちなみに、「転がる石のように」の大ヒットのさ中、ボブ・ディランが1966年に事故を起こし、ツアーや表舞台から長期に渡って退いたのもタイガー(T100SS)によってでした。
 さて、当バイクのコンディションについてですが、細部までレストアが施されていることもあり、極上のレベルと言えます。別体式エンジン+リジッドフレームのT100がこれだけのコンディションで残っているのは本当に珍しいことです。トライアンフはマッチングナンバー制を1950年から開始したので、1946年製の本バイクはオリジナルエンジンではありますが、マッチングナンバーではありません。もちろん価値に影響はありません。
 現在イギリスにて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約2ヶ月。海上輸送費、関税(消費税)は全て込みです。別途、登録/車検(125000円)承ります。納車場所が関東の場合は納車費用は無料です。車両整備をご希望の場合は車両の日本到着後に別途見積となります。もちろん車検/登録/整備を必ずしも当社で行う必要はありません。また、ご希望に応じて別途エンジンOH、鈑金/塗装等承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはイギリス倉庫+44-7711 156919 まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。
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