商品詳細

トライアンフ T20 Tiger Cub タイガーカブ (200cc) 1964年

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Triumph T20 Tiger Cub タイガーカブはパラレルツイン産みの親、伝説的デザイナーのエドワード・ターナーによってデザインされた単気筒の小型バイクです。1953年末に発表され、1954年〜1968年まで長期に渡って生産された人気車です。当時の一般的な小型車がVilliers社の2ストロークエンジンを積んでいたのに対し、このトライアンフ 4ストロークエンジンモデルは独自の地位を築いたと言えます。
 元々T15 Terrier テリアが1953年から生産されていましたが、全く同じフレームとフォークに200ccエンジンを積み、T20タイガーカブとして販売されました。このため、初期のタイガーカブはT15テリアのプランジャーリヤサスペンションを使っていました。しかし、1957年からはスイングアームに変更され、その後その実用的な手軽さから実に多くの派生モデルが誕生ました。警察用(T20P)、軍用(T20WD)、スクランブラー(T20S,TS20)、トレイル(TR20)、スポーツ(T20SH)、マウンテン(T20M)....しかしながら、人気とは裏腹に、構造的な欠陥を数多く抱えていたモデルでもありました。例えばプライマリチェーンのオイルバスが浅過ぎてチェーンの伸びやオイル潤滑がうまくいかなくなる問題、初期モデルではやはりプライマリーケースの形状に無駄が多くチェーンがクランクケースを打つ問題、オーバーヒートが頻発する問題、フレームの剛性の問題、等々。その多くは結局最後まで改善されませんでした。恐らく小型バイクということでメーカーもそこまでの高性能を追求しなかったのかもしれませんし、また逆にその安価と自由が多くのファンに指示された理由かもしれません。
 本バイクですが、1964年モデルということでリアはスイングアームです。ボディは全体的に良いコンディションを保っています。エンジンは始動時にやや白煙がありますが、概して非常にスムーズです。
 現在イギリス倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約2か月。海上輸送費は全て価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり1年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で4万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはイギリスガレージ +44 7711 156919まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。
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