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ハーレーダビッドソン DL (742cc) 1930年

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アメリカンバイクは本来我々の専門ではないのですが、ヨーロッパにも戦争時にアメリカンが軍隊によって大量に輸入されることがあり、それらが時代を経て民間に出てくることがしばしばあります。本バイクもそういった1台で、ハンガリー提携店からのストック紹介となります。
 1928年8月に、ハーレーダビッドソンは1929Dモデルを発表しました。最初のモデルはDLでした。当時、ハーレーはインディアン101スカウトやエクセルシオールのスーパーXなどライバル社のミドルウェイトバイクに対抗する必要に迫られていました。そのため、45cu.in.(キュービックインチ:アメリカはインチ2.54cm算なので2.54x2.54x2.54=16.387cc=1cu.in.)=737ccの低圧縮率4.3:1のモデルD、5:1のモデルDL、そしてスポーツモデルDLD、そのサイドカー付きモデルDSが発表されました。
当初、経営効率化の為、この45cu.in.エンジンは既存の30.50 cu. in.(500cc)モデルのモデルCにマウントされました。しかし、この結果、多くの深刻なマシントラブルが生じ、結局ハーレーは1929年Dモデルを早くも春には製造中止としました。その後8月になり、ようやく1930年Dモデルが発表されましたが、これは、すべてのトラブルが解決され、歴史的な名車となりました。まさにサイドヴァルヴVツインの傑作と言えるでしょう。
 本1930年DLですが、特徴は、ヘッドライトが左右にダブルで装着されている点です。これは翌1931年からシングルライトに変更されました。また、リアブレーキの直径が1931年モデルよりも一回り小さい点です。クラシック的な価値としてはこの1930年モデルは1931年モデルよりもかなり高いと言えます。エンジン番号/フレーム番号共に「30DL2085」とマッチしています。
 本バイクのコンディションですが、写真通りの非常に素晴らしい状態です。走りも非常に快適です。エンジンもスムーズで、日々の足としても十分使えます。
 現在オランダ倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費は全て価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。車検/整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。
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