トライアンフ Model U2/1は、1935に作られた250ccオーバーヘッドモデルです。
　伝説的デザイナー：ヴァル・ペイジはトライアンフ移籍直後、1934年にはモデル2/1(250cc)から6/1(650cc)に至る数多くの新しいバイクを生み出しました。その中でも2/1は最も小排気量の入門モデルとして発売されました。(モデル名の左の数字は排気量クラスを、右の数字はモデルのランクを表していました。例えば5/1なら500ccベーシックモデル、5/5なら500ccプレミアムモデルです。)
　しかしながら2/1は入門モデルとしては製造コストが非常に高く、また350ccモデルと車体の一部を共有するなど、サイズも割と大きな物になっていました。1935年には2/1(ベーシックモデル)、2/5(プレミアムモデル)の両モデルは U2/1へと統合されます。その後1936年に最初のTigerシリーズが発表されると、U2/1は製造中止となりました。
　本バイクですが、1934年製造の1935年モデルです。全体的に非常に高いコンディションが維持されています。戦前なので、トライアンフはまだマッチングナンバー制を採用していませんでしたが、本バイクのフレーム・エンジン番号から考察すると1935年モデルのオリジナルエンジンでしょう。オイルにじみはこの時代のバイク並みです。エンジン、走り共に非常に好調です。動画でご確認下さい(動画のタイトルはL2/1となっていますがU2/1の間違いです)。ハンドシフト、リジッドフレーム、ガーダーフォーク、別体型エンジン・・・挙げればキリがない程、まさにクラシックバイクです。
　現在イギリス倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期：海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もいたします)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはイギリス倉庫+44-1728 724321まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。