商品詳細

New Imperial Model 76 (496cc) 1937年

販売価格: 3,950,000円(税込)

[在庫数 1]

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New Imperial (ニューインペリアル)のModel 76です。New Imperialは1887(〜1901)に創業されたメーカーです。当初はImperialという社名の小規模なメーカーでしたが、1912年にNew Imperialに社名を変更し、本格的に製造ラインを稼働させ始めました。革新的なメカニズムを積極的に取り入れたメーカーで、第二次世界大戦前でありながらすでにユニット(一体型)エンジンやリヤサスペンション(スプラングヒール)等、何十年も後に一般的となったような技術を取り入れていました。実際にバイクの性能も非常に高く、特にライトウェイトクラスのレースシーンではマン島TTレースでの優勝など大活躍しました。しかしながら1930年代の世界恐慌において、資本力の弱かった他の中小メーカー同様New Imperialもマーケットでの苦戦を強いられ、1938年に創業者(Norman Downes)が亡くなると、会社は清算されました。
 Model 76は1936年〜1939年にかけて生産された単気筒オーバーヘッドバルブエンジンモデルです。New Imperialは1936年マン島TTレースのライトウェイト部門でユニット(一体型)エンジンを搭載したマシンで優勝しました。そして同1936年には相次いでユニットエンジンモデルを発表しました。その一つがこのModel 76です。ツインポートを備えたスローパーエンジン、リジッドフレーム、ガーダーフォーク、と非常に魅力的なクラシックバイクです。しかし、その革新的なテクノロジーをもってしても業績の悪化を止めることはできず、会社の清算後に本モデルも姿を消しました。
 本バイクについて、New Imperialは元々エンジンとフレームのマッチング番号制度を採っていなかった為、そもそもエンジン番号とフレーム番号は一致しません。しかし本バイクの両番号からしておそらくオリジナルエンジンだと思われます(両番号からフレームは1937年3月製造、エンジンは1937年4月製造と判別)。前オーナーによる日々のしっかりとしたメンテナンスにより本バイクは素晴らしいコンディションを維持しています。前オーナーが80才を過ぎ、バイクの運転が難しくなったために泣く泣く手放した1台です。各部細かい傷などありますが、全体的にはきれいな車体です。エンジンはしっかりと吹け上がり、走りも快調です。
 現在オランダで保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)価格に含まれています。車検・整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状況の為、お客様の懇意のショップでお願いしております(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに青森で4万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。
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