商品詳細
アリエル スクエア・フォア 4G (995cc) 1947年
[在庫なし]
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アリエル スクエア・フォアは1931年から1959年まで製造されました。後にトライアンフでスピードツインを発表し、イギリスのバイク界をパラレルツインエンジンで席巻した伝説のデザイナー、エドワード・ターナーがデザインした初期のバイクです。2つのバーティカル・ツイン・エンジンが反対方向に組み合わされたメカニズムにより、正に「絹の様に滑らかな吹け上がり」を実現した、非常に革新的なバイクでした。
最初のモデルは4Fと名付けられ、500ccのOHCエンジンを搭載しました。また、ハンドシフトと、バーマン社製の4速ギアボックスを備えていました。その後1932年にはシリンダーのボアが拡大され、601ccとなりました。
セカンドモデルは1936年に発表され、4Gと名付けられました。当時、スクエア・フォアのエンジンはオーバーヒートしやすいとの悪評が広まりつつありました。そこでアリエルはエンジンを基本から見直し、その結果995ccのOHVエンジンを搭載した4Gが発表されたのでした。また、1939年にはプランジャーサスペンションがオプションに加わり、その後1946年にはフロントサスペンションがテレスコピックに変更されました。
1949年モデルはMark 1と名付けられ、シリンダーブロックとシリンダーヘッドが合金製に変わり、これによって14kgの軽量化に成功しました。乾燥重量197kgの車体は35馬力@5500rpmのパワーを生み出し、最高速度は145km/hを記録しました。この年のモデルから、タイミングカバーの「1000」の文字が「Square Four」へと変更されました。
1953年モデルはMark 2と名付けられ、エンジンはまた一から再設計され、997ccとなりました。また、当時自動車で人気を博していたSUキャブを搭載するなど、細部にわたって見直しが図られ、その結果重量193kgで40馬力を生み出すなど、当時最高峰の性能を誇ることとなりました。最高速度は160km/hを記録しました。
1959年、アリエルは日本メーカー製の躍進に対抗するため、スクウェア・フォアを含む全4ストロークモデルの製造を停止し、2ストローク250ccのスクーター(Ariel Leader)の販売に注力しました。しかしこの試みは失敗に終わり、会社の経営状態は悪化の一途を辿ることになります。結果として、1967年には全2輪モデルの製造が停止され、その後アリエル社は倒産となりました。スクウェア・フォアは正にアリエルの最後の輝きであったと言えます。
本バイクですが、1947年ということで、テレスコピック・フォークの4Gモデルです。リアはリジッド・フレームです。全体的に良いコンディションがキープされていますが、前オーナーのレストアは10年以上前となる為、電装系やキャブのセッティングなど、細かい整備は必要でしょう。また、プライマリケースからのオイル漏れがやや多めです。しかし、これらは日本での整備でかなり改善できるはずです。アリエルはエンジン番号と車台番号のマッチング制を採っていなかった為、元々両番号はマッチしませんが、同番号により本バイクはエンジンもフレームも1947年製と分かります。
現在オランダにて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)本価格に含まれています。車検・整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社で紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54(担当Thijs)まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。
最初のモデルは4Fと名付けられ、500ccのOHCエンジンを搭載しました。また、ハンドシフトと、バーマン社製の4速ギアボックスを備えていました。その後1932年にはシリンダーのボアが拡大され、601ccとなりました。
セカンドモデルは1936年に発表され、4Gと名付けられました。当時、スクエア・フォアのエンジンはオーバーヒートしやすいとの悪評が広まりつつありました。そこでアリエルはエンジンを基本から見直し、その結果995ccのOHVエンジンを搭載した4Gが発表されたのでした。また、1939年にはプランジャーサスペンションがオプションに加わり、その後1946年にはフロントサスペンションがテレスコピックに変更されました。
1949年モデルはMark 1と名付けられ、シリンダーブロックとシリンダーヘッドが合金製に変わり、これによって14kgの軽量化に成功しました。乾燥重量197kgの車体は35馬力@5500rpmのパワーを生み出し、最高速度は145km/hを記録しました。この年のモデルから、タイミングカバーの「1000」の文字が「Square Four」へと変更されました。
1953年モデルはMark 2と名付けられ、エンジンはまた一から再設計され、997ccとなりました。また、当時自動車で人気を博していたSUキャブを搭載するなど、細部にわたって見直しが図られ、その結果重量193kgで40馬力を生み出すなど、当時最高峰の性能を誇ることとなりました。最高速度は160km/hを記録しました。
1959年、アリエルは日本メーカー製の躍進に対抗するため、スクウェア・フォアを含む全4ストロークモデルの製造を停止し、2ストローク250ccのスクーター(Ariel Leader)の販売に注力しました。しかしこの試みは失敗に終わり、会社の経営状態は悪化の一途を辿ることになります。結果として、1967年には全2輪モデルの製造が停止され、その後アリエル社は倒産となりました。スクウェア・フォアは正にアリエルの最後の輝きであったと言えます。
本バイクですが、1947年ということで、テレスコピック・フォークの4Gモデルです。リアはリジッド・フレームです。全体的に良いコンディションがキープされていますが、前オーナーのレストアは10年以上前となる為、電装系やキャブのセッティングなど、細かい整備は必要でしょう。また、プライマリケースからのオイル漏れがやや多めです。しかし、これらは日本での整備でかなり改善できるはずです。アリエルはエンジン番号と車台番号のマッチング制を採っていなかった為、元々両番号はマッチしませんが、同番号により本バイクはエンジンもフレームも1947年製と分かります。
現在オランダにて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)本価格に含まれています。車検・整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社で紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54(担当Thijs)まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。