BMW R51-2はBMWの戦後最初のフラットツインエンジンモデルです。戦後、BMWは連合国軍によってその生産活動を大きく制限されました。しかし、1948年に、一部制限が解かれ、250cc以下のバイク(R24-250cc)は生産できるようになりました。その後、1950年に排気量の制限が解かれ、ようやくBMWの代名詞とも言えるフラットツインエンジンの本モデルが発表されました。
　BMW R51/2は、戦前のR51の後継モデルとして発表され、その500ccOHVエンジンやサスペンション等、基本構造はあまり変わっていません。むき出しのドライブシャフト、プランジャーサス、サイドにせり出したフラットツインのOHVエンジン等々、すべてが独特です。
　ただ、戦後の財政難の中で発表されたモデルということもあり、その後発表されたBMW R51/3に比べると全体的にコストを抑えた作りになっていることは否めません。ただし、歴史的なプレミアという点ではR51/2の方が高いようです。
　本バイクについては、スウェーデンからハンガリーへと輸入されたものです。また、イギリス製のサドルなど、見たところ60年代にカフェレーサー仕様にカスタマイズされた様です。エンジンや足回りなどはさすがドイツ製と言えるコンディションです。それでいて英国的な雰囲気を持った個性的な1台と言えます。フレームナンバーとエンジンナンバーはマッチして(オリジナルエンジンです)います。
　現在ハンガリーガレージにて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期：海上輸送約2ヶ月+車輌整備約2ヶ月(海上輸送費、整備費は車輌価格に含まれています）。登録/車検整備は別途(125000円税込)承ります。納車費用は関東の場合、無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。ご希望に応じて別途エンジンOH、板金塗装、メッキ加工等々承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはハンガリーガレージ+36-30-2352377まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。