トライアンフ、BSA、ノートン、イギリスクラシックバイク、輸入旧車
ホームトライアンフトライアンフ T100 タイガー (500cc) 1954年
商品詳細

トライアンフ T100 タイガー (500cc) 1954年

[在庫なし]
Triumph Tiger T100(タイガー)は1939年にイギリスのコヴェントリー工場で製造開始された、4ストロークパラレルツインOHVエンジンモデルです。当時、Triumph TigerシリーズにはT70(250cc)、T80(350cc)、T90(500cc)がありましたが、これらはいずれも4ストローク単気筒エンジンモデルでした。それに対しT100は「Tiger」の名を冠してはいましたが、むしろその前年1938年に発表された500ccのパラレルツインモデル 5T スピードツインの兄弟モデル(スポーツモデル)とも言えるバイクでした。また、時速100マイル(160km)出ることからその名前「(T) 100」が付けられましたが、これは戦前のバイクとしては非常に高性能でした。
 チーフデザイナー、エドワード・ターナーによって生み出されたこれらのタイガーシリーズおよび、スピードツインはトライアンフ社のみならずオートバイの世界そのものを大きく発展させました。しかし第2次世界大戦中、1940年にドイツ軍の空爆によってコヴェントリー工場が壊滅し、生産ラインはもとよりそのデザインやテクニカルな記録、ノウハウのすべてが消滅しました。そして戦後、タイガーシリーズはT100のみが1946年にメリデン工場で復活し、テレスコピックフォークを備えた新たな姿を現しました。1954年にはスイングアームが導入され、その後も一体型エンジンの導入など数々のアップグレードを経て、後発モデルT110タイガー(650cc)の生産停止後も1973年まで続くという、とても息の長いモデルとなりました。ちなみに、「転がる石のように」の大ヒットのさ中、ボブ・ディランが1966年に事故を起こし、ツアーや表舞台から長期に渡って退いたのもタイガー(T100SS)によってでした。
 さて、当バイクですが、1954年モデルということで、スイングアームが導入されたばかりのモデルです。しかしながらまだ4バーエンブレムを付けていたモデルであり、スイングアーム+4バーという個人的には非常にクールだと感じる組み合わせです。前オーナーの話では、この10年の間に(Ace Classicというイギリスでは有名なショップで)レストアを施したとのことです。現状では、全体的にしっかりとしたコンディションが保たれています。強いて挙げればリアのベアリングにかすかな遊び、チェーンの若干のへたり、プッシュロッドチューブとギヤボックス下からのオイル漏れ、あたりですが、いずれも時代相応と言ったところです。ギヤはスムーズに変速し、エンジンもきれいに回ります。ブレーキの効きも問題ありません。マッチングナンバー(オリジナルエンジン)です。
 現在イギリス倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約2か月+日本での最終整備約3ヶ月。海上輸送費/最終整備費は全て価格に含まれています。登録/車検は別途(税込125000円)承ります。ご希望に応じて別途エンジンOH(現状では必要ありませんが)、板金塗装等承ります。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で4万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはイギリス倉庫+44 1728 724321 まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

トライアンフ T100 タイガー (500cc) 1954年

[在庫なし]
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス