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商品詳細

BSA WD M20 (500cc) 1944年

[在庫なし]
BSA M20の軍用モデル(WDはWar Departmentつまりイギリス軍部の略、MはMilitaryつまり陸軍の略)です。戦後、軍部から民間へと流れたバイクだと思われます。軍用モデルのため、本来はカーキ色だったはずですが、その後オーナーによって民間モデルの塗装が施されたようです。
 M20は、1937年から1955年まで非常に長い間製造された人気モデルです。兄弟モデルとしてM21(600cc)がありますが、どちらもその単気筒サイドヴァルブという、メンテナンスのし易さと耐久性の高さを誇るエンジンや、その信頼性の高い車体構造から、戦時中はイギリス陸軍のみならずスウェーデン、南アフリカ、インドの軍隊向けにも多く輸出(輸出モデル:K-M20)されました。戦後は民間にも人気を博しました。その後M20は1956年に姿を消しますが、M21は1963年まで製造されました。
 ちなみにM20は1938年に、カスタムモデルではありますが、アメリカのボンネビル・ソルトフラッツで時速108マイル(174km/h)と、当時の世界最速を記録しました。このことからもその基本性能の高さが伺えます。
 本バイクはBSAではかなり珍しいマッチングナンバーです。通常、軍用のバイクは頻繁にエンジンを交換されますが、本バイクは貴重なオリジナルエンジンのままです。また、BSAは元々マッチング制を取っていないため、オリジナルエンジンでもフレーム番号とエンジン番号はズレるのが通常ですが、本バイクはフレーム/エンジン番号がマッチした非常に貴重な1台です。フレーム番号からすると製造自体は1943年のようですが、実際に登録されたのは1944年のため、EU登録書類上は1944年となっています。
 コンディションは全体的にソコソコと言ったところですが、元々耐久性に優れたサイドヴァルブエンジンは好調です。スピードメーターは現在作動していません。車検時には別のメーターを使うことになりますが、本スミスのメーターを使いたい場合には日本で専門業者による修理が必要です。ただ、正直なところしっかりと直るかどうかは現状では何とも言えません。ガーダーフォークにはやや遊びが見られますが、走行に支障はありません。スプロケットは摩耗していますが、これもまだ交換が必要なレベルではないでしょう。発電量は6Vということを差し引いても弱いので、夜間の走行はお勧めしません。日中のクルージングを楽しむバイクです。
 現在オランダ倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約2ヶ月(海上輸送費は本車輌価格に含まれています)です。車検登録/整備については、ご希望であれば日本到着後に別途見積りいたしますが、お客様の懇意のショップでなされても結構です。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに青森で5万円程度です)。ご希望に応じて別途エンジンOH、板金塗装、カスタム等承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 630 258 131まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

BSA WD M20 (500cc) 1944年

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