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商品詳細

サンビーム S7 De Luxe (500cc) 1955年

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Sunbeam S7デラックスは第2次世界大戦末期にBSAによって取得されたBMWの戦争賠償の権利に基づき、当時BSAの子会社となっていたサンビームによってBMW R75をベースに開発されました。  S7(ツアラー)はコストを度外視して製作された1台で1946年に発表されましたが、高価な割にそれほど性能が秀逸という訳でもないこともあり、セールスは低調でした。その後1949年にS7デラックス及びS8(軽量版:スポーツ)へと進化を遂げました。  元々SシリーズはBMW R75のコピーバイクとしてデザインされましたが、親会社のBSAがドイツらし過ぎることを好まず、結果としてBMWの水平対向エンジンのシリンダーの角度を変え、直列OHCパラレルツインへと変更されました。しかしその結果、エンジンの振動が非常に強くなり、初年度に南アフリカへ送られたバイクはリコールを受けることになりました。その後ラバーマウントを装着することによってある程度振動は軽減されました。  もともと直列エンジンはシャフトドライブと相性が良く、BMWのようなベベル(円錐型歯車)ドライブが理想です。しかしサンビームはこれも親会社の都合でウォーム(ネジ歯車)ドライブを独自に採用することになりました。これは強い力が加わるとしばしばストリップ(歯飛ばし)を起こしました。その結果サンビームはパワーを抑える(25HP)という解決策を取り、これもまた高価格に釣り合わず、セールスの低調に繋がりました。  その後、いくつかの機能的な改良が加わり、S7デラックス及び軽量化されたS8が発表され、セールスも向上しましたが、最終的には大ヒットとは至らず1956年にS7、S8共に生産終了となりました。現在ではその希少性から逆にクラシックバイクとしての価値が高くなっています。  本バイクですが、上述のように、直列2気筒OHCエンジン&シャフトドライブ(さらにプランジャーサスペンション)という独特のレイアウトはBMWのフラットツイン&シャフトドライブともまた違う独特の味があります。コンディションは全体的に良好で、エンジンもしっかり吹け上がります。  現在オランダ倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約2-3か月。海上輸送費は全て価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。車検・整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつかご紹介もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダガレージ+31-6 30 25 81 31まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

サンビーム S7 De Luxe (500cc) 1955年

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