トライアンフ、BSA、ノートン、イギリスクラシックバイク、輸入旧車
ホームその他BMW R2 (198cc) 1936年
商品詳細

BMW R2 (198cc) 1936年

[在庫なし]
BMW R2 1936年モデルです。非常に希少なバイクです。単気筒/オーバーヘッドヴァルブ/4ストロークエンジンのライトウェイトモデルです。
 BMW R2は1931年〜1936年にかけて製造された、同社で最も小さいエンジンを積んだモデルです。このモデルに先立つこと1925年、BMWは247ccのR39で同社最初の単気筒エンジンバイクを発表しました。しかしR39はセールス的に伸び悩み、結局1927年に製造停止となりました。その後、1929年にウォール街の株式市場の大暴落に端を発した世界恐慌が起こりました。それは、大型のプレミアムバイクを主力としていたBMWのセールスを直撃し、結果として同社により安価なライトウェイトバイクの必要性を再認識させました。BMWはライトウェイトモデルの再開発にあたり、同モデルレンジを、当時のドイツでバイク免許が必要とされず、また税金も免除されていた200cc未満のモデルにまで拡げました。この戦略は当たり、このR2は"大衆のバイク"として大きな成功を収めました。
 リーズナブルなライトウェイトバイクとして開発されたR2でしたが、バイク自体のメカニズムは、カルダンシャフトによる駆動方式やプレス成形されたフレームなど、水平対向エンジンを積んだ大型モデルと比べても遜色ないものでした。そこには、安価とはいえ決していい加減な物を作れないドイツ人気質が現れているとも言えるでしょう。R2には兄弟モデルとして305ccのR3、400ccのR4があり、セールス的には一定の成功を収めましたが、いずれもR2のような税制面等のメリットがあったわけではないので、R2ほどの大ヒットとはなりませんでした。いずれも現在ではR2以上にかなり希少です。
 R2は年式によっていくつかのモデルチェンジが行われました。シリーズ1(1931年):ヴァルヴスプリングがむき出しです。フィン付シリンダーヘッドです。? シリーズ2A(1932年):ヴァルヴスプリングが隠れました。? シリーズ2/33(1933年):フリクションダンパーが装備されました。オプションとしてアマルキャブが用意されました。? シリーズ3(1934年):アマルキャブが通常装備されました。? シリーズ4(1935年):タンクが小さくなり、ヘッドライトの形状が変更されました。? シリーズ5(1936年):シャフトドライブのパワーレシオが変更されました。リアフェンダーが幅広になりました。その後、1937年にR20(フレーム変更、フロントにテレスコピックフォーク導入)が後継車として登場し、R2は製造停止となりました。
 さて、本バイクですが、機能面については非常によく整備されています。エンジンはスムーズで、走りも快調です。外装も写真の様に比較的きれいなコンディションを保っています。この時代のBMWはエンジン番号と車台番号はもともとマッチしませんが、エンジン番号からしてオリジナルエンジンでしょう。フレーム番号: P95549/エンジン番号: 13298。
 現在オランダ倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。車検/整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

BMW R2 (198cc) 1936年

[在庫なし]
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス