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ホームトライアンフトライアンフ T100 タイガー (500cc) 1939年
商品詳細

トライアンフ T100 タイガー (500cc) 1939年

[在庫なし]
Triumph Tiger T100(タイガー)は1939年にイギリスのコヴェントリー工場で製造開始された、4ストロークパラレルツインOHVエンジンモデルです。当時、Triumph TigerシリーズにはT70(250cc)、T80(350cc)、T90(500cc)がありましたが、これらはいずれも4ストローク単気筒エンジンモデルでした。それに対しT100は「Tiger」の名を冠してはいましたが、むしろその前年1938年に発表された500ccのパラレルツインモデル 5T スピードツインの兄弟モデル(チューンドエンジン、スポーツモデル)とも言えるバイクでした。また、時速100マイル(160km)出ることからその名前「(T) 100」が付けられましたが、これは戦前のバイクとしては非常に高性能でした。
 チーフデザイナー、エドワード・ターナーによって生み出されたこれらのタイガーシリーズおよび、スピードツインはトライアンフ社のみならずオートバイの世界そのものを大きく発展させました。しかし第2次世界大戦中、1940年にドイツ軍の空爆によってコヴェントリー工場が壊滅し、生産ラインはもとよりそのデザインやテクニカルな記録、ノウハウのすべてが消滅しました。そして戦後、タイガーシリーズはT100のみが1946年にメリデン工場で復活し、テレスコピックフォークを備えた新たな姿を現しました。1954年にはスイングアームが導入され、その後も一体型エンジンの導入など数々のアップグレードを経て、後発モデルT110タイガー(650cc)の生産停止後も1973年まで続くという、とても息の長いモデルとなりました。ちなみに、「転がる石のように」の大ヒットのさ中、ボブ・ディランが1966年に事故を起こし、ツアーや表舞台から長期に渡って退いたのもタイガー(T100SS)によってでした。
 本バイクですが、数年前にはなりますが前オーナーによって一通りのレストアが施されていることもあり、依然として高いレベルが維持されています。別体式エンジン+リジッドフレームのT100がこれだけのコンディションで残っているのは本当に珍しいことです。トライアンフはマッチングナンバー制を1950年から開始したので、1939年製の本バイクはオリジナルエンジンではありますが、当然ですがマッチングナンバーではありません。エンジンは非常にスムーズです。電装系も一通り整備されており、12Vとなっています。戦前のタイガーということで、フロントはガーダーフォークです。ガーダーフォークの、つまり戦前タイガーは1939、1940年(工場破壊まで)のわずか2年間のみの製造です。中でも最も排気量の大きいT100は非常に希少です。これは歴史的にも非常に価値の高い1台です。まず今後数年間は出てこないでしょう。
 現在オランダ倉庫にて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。車検/整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはオランダ倉庫+31 495 54 60 54まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

トライアンフ T100 タイガー (500cc) 1939年

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