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ホームトライアンフトライアンフ 5T スピードツイン (500cc) 1957年
商品詳細

トライアンフ 5T スピードツイン (500cc) 1957年

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トライアンフ5T スピードツインです。クラシックバイクファンならもうご存知の名車中の名車です。トライアンフのパラレルツインはこのバイクと共に歩みました。ブリティッシュバイクの転換点ともいえる、歴史的にも非常に重要なトライアンフの大ヒットモデルです。
 伝説的デザイナー、エドワード・ターナーの手がけたこのモデルは1938年にコヴェントリー工場で生産されましたが、戦時中1940年にドイツ軍の空爆によって工場が全壊し、戦後はメリデン工場にて生産を再開されました。
 ターナーはトライアンフ社への参加以前に在籍していたAriel(アリエル社)で、もう一人の伝説的デザイナー、ヴァル・ペイジの下でエンジン・バイクをデザインしていました。ペイジとターナーはバイク用エンジンとしての可能性の高さをパラレルツインエンジンに見出していましたが、それはアリエルでは実現できませんでした。その後1932年にアリエル社の破産でトライアンフに移籍したペイジは翌1933年に、モデル6/1という、トライアンフ初のパラレルツインエンジンモデルを発表しますが、セールスは失敗に終わり、モデル6/1は1935年には製造中止となりました。その頃、破産したアリエルを買収した実業家ジャック・サングスターが、1936年にはトライアンフのバイク部門も買収し、トライアンフ・エンジニアリング・カンパニーが生まれ、そこでペイジに再会したターナーが本スピードツインを生み出すこととなったのです。
 500ccのOHVパラレルツインエンジンを軽量フレームに積んだ5T Speed Twinは、同時代の単気筒モデルよりも軽く、しかしはるかにパワフルでした。発表当初はリジッドフレームにガーダーフォーク(コヴェントリー工場)でしたが、1946年(メリデン工場)よりフロントはテレスコピックフォークに変更されました。また、その後1949年にはターナーのデザインした「ナセルヘッド」が装備されました。その後、5TAへのモデルチェンジ(ユニットエンジン)を経て、1966年には、日本メーカーの躍進に追い込まれる形で生産を中止しました。
 さて、本バイクですが、これは日本で仕入れたバイクです。前オーナーがニュージーランドから3年前に個人輸入をし、その後大切に乗ってきたものです。コンディションは上です。エンジンは快調でノイズはありません。オイルにじみも非常に少ないです。メカニカル的には素晴らしいコンディションです。ボディはところどころキズなどありますが、ヘコミ等はありません。シートがやや破れています(画像でご確認下さい)が、いずれにしてもオリジナルシートではないので、好みのタイプに替えられたら良いでしょう。1957年ということで、ナセルヘッドと別体式エンジンの組み合わせです。このコンビネーションはトレードマークの「アマランスレッド」のボディとよくマッチしていて非常にクールで英国的です。マッチングナンバーです。また、前オーナーによってウインカーが取り付けられているのでクラシックバイクの入門としても非常に良いかもしれません。
 車輌は2018年4月現在、千葉工場にてエンジンのオーバーホールを行っています。整備費は本価格に込み済みです。納車費用は関東の方は無料です。継続車検別途(85000円)承ります。ご希望に応じて別途板金塗装、カスタマイズ等承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043/-305-4418まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。ぜひ実車を見てください。(2018年4月27日時点エンジンはバラバラになっていますが・・・)

トライアンフ 5T スピードツイン (500cc) 1957年

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