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ホームトライアンフトライアンフ Model 6/1 (647cc) 1936年
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トライアンフ Model 6/1 (647cc) 1936年

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トライアンフ モデル6/1は、1934年〜1936年にかけて製造されたトライアンフ最初の2気筒モデルです。
 1915年にトライアンフのデザイナーのチャールズ・ハザウェイが急死した後、長い間エンジンのデザイナーに恵まれませんでした。その間は4輪自動車のデザイナーが2輪エンジンをデザインするなどトライアンフは迷走します。
 そして1932年、伝説的デザイナー、ヴァル・ペイジがアリエルからトライアンフにやってきました。彼はトライアンフで250ccを最小とした多くのモデルを手がけました。非常に合理的な考え方を持つペイジは、まず多くのモデルの基本構造を統一し、それぞれのエンジンに合わせてモディファイしました。そのうちの一つがこのモデル6/1でした。
 しかし、高い技術的を持ったトライアンフでしたが、ペイジが技術屋であったこともあり、総じて価格も高く、また多くのモデルが外見的にアピールポイントが弱く、結果として1936年には会社自体が財政的に行き詰まってしまいました。そして「トライアンフサイクル」社は投資家ジャック・サンダースによって買収され、「トライアンフエンジニアリング」社として再出発することになりました。また、同時期にもう一人の伝説的デザイナー、エドワード・ターナー(それまで在籍していたArielで、ペイジの下でエンジン/バイクをデザインしていました。)がチーフデザイナーとして呼ばれ、多くのモデルの統廃合を行いました。そして結果としてペイジはBSAへと移籍することになります。
 ターナーは1936年後半に、彼の代名詞とも言える5Tスピードツインで彼自信のパラレルツインエンジンを発表します。これは500ccでありながら27馬力と、650ccの6/1の25馬力を超えるパワーを有し、バイク界に衝撃を与えました。実はターナーは、ペイジがアリエル時代にパラレルツインのアイデアを盗んだと感じていたらしく、なんとしても自身のパラレルツインでペイジ色を一掃したいと考えていたようです。結果として5Tスピードツインの発表により、ペイジの6/1は製造停止となりました。ちなみにBSAへ移ったペイジが発表したM23エンパイヤスター(500cc)は22馬力で、これもまたターナーの後塵を拝すこととなりました。
 本バイクですが、動画で確認できるように高いコンディションが維持されています。エンジンは始動、吹け上がりともに非常にスムーズです。戦前モデルということで、オイル漏れはありますが、年代相応といったところです。ペイジのバイクということで、後のターナーモデルよりも無骨な感じがしませんか?
 現在もとじらうの提携先Andyのイギリスガレージにて保管してあります。登録用書類すべて有り。納期:海上輸送約3か月。海上輸送費、通関処理、関税、保税倉庫費用等は全て(つまり日本国内輸送費(関東は無料)以外の全費用は)価格に含まれています。本バイクは現状渡しとなります。車検/整備につきましては、現在弊社提携工場が非常に立て込んでおり、数年待ちという状態の為、お客様の懇意のショップでお願いします(弊社でいくつか紹介/手配もできます)。納車費用は関東の場合は無料です(参考までに、青森で5万円程度です)。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418もしくはAndyのイギリスガレージ+44 1728 724 321まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

トライアンフ Model 6/1 (647cc) 1936年

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