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ホームサンビームサンビーム "Light Solo Sports" (500cc) 1938年
商品詳細

サンビーム "Light Solo Sports" (500cc) 1938年

[在庫なし]
1888年にジョン・マーストンによって設立されたSUNBEAMは、設立当初は自転車を、その後自動車を手掛け、バイクが生産されたのは1912年、ジョン・マーストンが76歳の時でした。ジョン・グリーンウッドという天才的エンジニアの独創性により生み出されたSUNBEAMのバイクは、マン島のレースでの高パフォーマンスにより、当時すでにTRIUMPH等のバイクメーカーが地位を築き始めていたバイクマーケットに、大胆に殴り込みをかけました。
 しかしながら、その後第一次世界大戦を経て、ノーベル工業傘下となったSUNBEAMは、大企業の効率重視の経営方針の下、徐々にその輝きを失いつつありました。そして1931年に始まった世界恐慌と、これまで同社を支えてきたジョン・グリーンウッドの引退は、SUNBEAMの衰退を決定づけました。その後SUNBEAMは1937年にAMC(Associated Motor Cycles Ltd)傘下に入り、ウルヴァーハンプトン市の「サンビーム・ランド」からロンドンに拠点を移しました。その後は1943年にBSA傘下に入ることとなります(ちなみにBSA傘下で1946年に製作されたS7は、戦後SUNBEAMの最高傑作と言えます)。
 本バイクですが、1937年に、サンビームがAMC傘下に入った後、ロンドンに拠点を移してからのモデルとなります。ロンドンという大都会の中で、以前のようなストイックさはやや影を潜め、また、4速のギヤは足元でコントロールできるなど、当時の技術が巧みに取り入れられています。また、本モデルは"ライト・ソロ・スポーツ"という名前を与えられていますが、これは"モデル9"のハイ・パフォーマンス・エンジン・モデルです。排気量は"モデル9"と同じですが、圧縮率は"モデル9"の6.5:1に対し、"ライト・ソロ・スポーツ"では7:1まで引き上げられています。そして、本OHVの単気筒エンジンは、当時サンビームで同様に製造されていたサイドバルブエンジンに比べ、驚くほど静かでスムーズだと評判でした。(とはいえ比べる対象が対象ですが・・・)
 本バイクのコンディションについては、徹底的なレストアが加えられ、素晴らしいの一言です。世界恐慌を脱した後のモデルということもあり、元々全体的に作りはしっかりとしています。マッチングナンバーではありませんが、いずれにしてもこれだけのクオリティを残す戦前バイクにはそう簡単にはお目にかかれません。
 本バイクは弊社の保管するバイクではなく、オランダからの委託品です。登録用書類(オランダ語になります)すべて有り。納期:約3か月。登録/車検整備(125000円税込)別途承ります。ご希望に応じて別途エンジンOH、カスタム等承ります。詳細な情報をご希望の方は千葉事務所043-305-4418まで。メールもしくはお電話にてご連絡ください。

サンビーム "Light Solo Sports" (500cc) 1938年

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